建築材料の種類と特徴

更新日2022.06.01

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▼建築材料とは
建築物を建てる際に使われる材料のこと
建築材料とは

建築材料は、住宅やマンションなど建築物の柱や壁、内外装、塗料や接着剤も含まれます。建築物のあらゆる材料が含まれますが、ガスや水道の配管、電気配線などは含まれない場合があります。
また、建築物にすでに組み込まれている免震設備や防音設備などは、建築材料に含まれるなど、使われ方の範囲に特定されない場合があります。

建築材料は、『建材』とも呼ばれています。

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▼建築材料の素材別の種類一覧

建築材料は、建築物の構造に使われるものや、屋根、床など素材ごとに用途が違います。下記の表は柱や壁などに使われる代表的な素材です。

素材 種類 特徴
木材 赤松(あかまつ) 堅く加工性もあるが油分を含むため火気に注意
ウォールナット 耐久性に優れ見た目も美しく加工しやすい
エゾマツ 木目が美しい
樫(かし) 強度は高いが加工が難しい
カラマツ ヤニが多く乾燥でねじれが生じる
クリ 堅く弾力があるが加工時に割れやすい
ケヤキ 堅く弾力があり湿気にも強い
サクラ 木目がきめ細かく光沢がある
サワラ 軽くて柔軟性があるが板目は割れやすい
スギ 軽くて扱いやすい
ツガ 針葉樹のなかでは堅いが割れやすい
ヒノキ 水に強く光沢がある
桧葉(ひば) 水や湿気に強い
ファルカタ やわらかく裂けにくく加工しやすい
ブナ 堅く粘りがあり曲げやすいが劣化しやすい
米桧(べいひ) 耐久性、保存性が高い
米松(べいまつ) 耐久性があり加工しやすい
マキ 水に強く粘り強く防菌、防虫効果に優れている
樅(もみ) 軽くてやわらかく加工しやすい
石材 安山岩(あんざんがん) 硬く色調は灰褐色が多く光沢がない
石綿(いしわた) アスベストと呼ばれ耐火・防火・耐震・耐久性に優れている
花崗岩(かこうがん) 硬く美しく耐久性があるが耐火性にやや劣る
凝灰岩(ぎょうかいがん) やわらかく加工しやすいが光沢がなく変色する
砂岩(さがん) 耐火性が高く酸にも強いが汚れが付きやすい
蛇紋岩(じゃもんがん) 見た目にも美しく装飾系に使われることが多い
人造大理石(じんぞうだいりせき) 天然の大理石と比べて耐久性や撥水性が高く手入れが簡単
石灰岩(せっかいがん) やわらかく加工しやすいが耐久性に劣る
大理石(だいりせき) やわらかく加工しやすく磨くと光沢が出る
粘板岩(ねんばんがん) 色調は黒か赤褐色で板状に加工でき強度も強い
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