賃貸併用住宅を建てるメリットと気をつけるべき点

更新日2022.06.01

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▼ 賃貸併用住宅とは

自宅と賃貸住宅を併用した賃貸収入のある住宅のこと

賃貸併用住宅とは

賃貸併用住宅は、1階を賃貸用スペースとして貸し出し、2階より上を自分の生活スペースとしたケースが多いです。

居住空間や基本性能は、戸建て住宅と同じであり、空いているスペースがあれば、そのスペースを最大限に活かせます。

賃貸併用住宅は、所有している土地に家を建てたり、建て替えをしたり、実家を相続したが空き家となる場合等、有効な土地活用方法として注目されております。

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▼ 賃貸併用住宅のメリットと気をつけたい点
賃貸併用住宅のメリット

賃貸併用住宅の1番のメリットは、家賃収入が得られる点です。

収益物件ではありますが、住宅ローンを組むことができますので、住宅ローンの返済を家賃収入でまかなうこともできるでしょう。

また、賃貸併用住宅は、定められた条件があるものの、住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)を受けることができます。

さらに、固定資産税の評価額を通常の戸建て住宅よりも低くすることもでき、相続税対策にも有利となるでしょう。

賃貸併用住宅は、家賃収入を見越せば、返済負担額も下がるため、首都圏エリアに家を建てらることも大きなメリットとして挙げられます。

賃貸併用住宅の気をつけたい点

メリットの多い賃貸併用住宅ですが、気をつけたい点があります。

ひとつは、同じ建物内に家族以外(入居者)の世帯が住むことになるので、それぞれのプライバシーを確保する工夫が必要な点です。

もうひとつは、初期投資額が高くなってしまう点です。

設計から手掛けることになる場合は、賃貸部分と自宅部分の導線を分けたり、遮音性能を上げたりなど、通常の住宅建築よりもコストがかかります。

すでにある住宅を改装するにしても、同様のことが言えるでしょう。

また、賃貸として建てたのに、全く需要がなければ本末転倒です。

賃貸併用住宅は、資産形成を実施できる手段として注目されております。
詳細な計画を立てて、賃貸物件オーナーとして検討してみてはいかがでしょうか。

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