引越しの準備はいつからはじめる!?

更新日2022.06.01

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▼準備期間はどれくらい必要?
準備期間はどれくらい必要?

卒業や入学が近づくにつれて、引越しが盛んになるシーズンです。
いざ新生活を始めようとしても、急には始められません。今までと違う環境で過ごす場合は、準備にかなりの時間を費やすことになるでしょう。

引越し日を決めたら、逆算して準備をしていきます。時季や引越しの規模にもよりますが、1ヵ月前には始めておきましょう。

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▼引越し完了までのスケジュールを作ろう

引越しの準備でもっとも重要なことは、引越しが完了するまでのスケジュールです。直前で慌てることがないように、あらかじめ計画を立てておきましょう。

● 1ヵ月前「手続きに時間がかかるものや解約日の確認をする」
まずは引越し業者を決め、引越し日に予約が取れるかを確認
(引越しの繁忙期には、希望する日が取れない可能性があるので早めに連絡しておきましょう)
アパートや賃貸マンションの場合には、大家さんや管理人に解約の手続きを行う
(金銭トラブルが起きる可能性もあるので、事前に確認しておきましょう)
駐車場を借りている場合も同様に、解約手続きをする
(借りている場所が日割りなのか月割りなのかを確認しておきましょう)
幼稚園や保育園、学校などへの手続き
(転園や転校のための書類の提出が必要です)
上司や知人、身内など必要に応じて転居ハガキを作成
(送付は引越し後でも構いませんが、余裕をもって作成しておくと慌てずに済みます)
不用品や粗大ゴミの処分
(意外と忘れやすい不用品や粗大ゴミは早めに対処しておきましょう)
新聞解約あるいは住所変更の申請
(新聞の購読料は月単位か年単位ですので、解約の場合は1ヵ月以上前に連絡しておきましょう)
● 3週間前「少しずつ梱包作業をはじめる」
ダンボールやガムテープなど梱包のための準備
(普段使わないものから引越しの荷作りを始めておきましょう)
引越し先の家具配置を考えておきましょう
(特に大きな家具は引越しの際の障害になるので、決めておくと後片付けがスムーズに行えます)
インターネット回線の手続き
(解約の場合はプロバイダにより当月の解約締め日が違うため早めに手続きをしておきましょう)
● 2週間前「本格的な手続きを済ませる」
役所での手続きを済ませる
(引越し先の市区町村が変わる場合は「転出届」の提出(引越し14日前から可能)が必要)
その他役所での手続き ※各市区町村で手続き時期が異なる場合があります
(・国民年金の手続き・国民健康保険の手続き・印鑑登録の住所変更・母子手帳手続き・運転免許の住所変更・自家用車(バイク)の住所変更・児童手当の手続き・介護保険や医療手続き・飼い犬手続き・婚姻届)
固定電話の契約変更
(工事日は引越し日に合わせられない場合もあるので、早めに工事の予約を入れておきましょう)
ライフラインの手続き
(電気・ガス・水道を止める連絡をしておきましょう)
衛星放送、NHKへ住所変更の手続き
(手続きは各ホームページでも行えます)
郵便物の転送手続き
(郵便局で手続きを行います)
銀行口座の住所変更
(住宅ローンを組んでいる口座の登録情報を変更しておきましょう)
梱包作業
(直前まで使わないものは今のうちにまとめておきましょう)
● 1週間前「食材は使い切れるように調整する」
食材を無駄にしないよう計画的に消化する
(日持ちするものは日付指定の宅配で対応し、引越し直前の2日間は外食かお弁当で済ませるくらいの調整が理想です)
電化製品の対応
(洗濯機や冷蔵庫の水抜きや、ストーブの灯油の処理、PCのデータバックアップなど)
荷作り最終段階
(当日まで使用するもの以外を梱包しておきましょう)
近隣への挨拶
(引越し元や引越し先の近所へ挨拶しておくと良いでしょう)
引越し業者への配慮
(基本的に不要ですが、作業する方が気持ちよく行えるような対応があると良いでしょう)
● 引越し当日「最後の確認は入念に行うこと」
ライフライン停止の立ち会いと新居での使用開始
(立ち会わなくても良い場合もあります)
転居ハガキの発送
(引越し後でも構いませんが、準備できているなら早めに出しておきましょう)
引越し業者との最終確認
(ほとんどのものは業者が運び出しますが、貴重品など自ら運ぶものは業者へ伝えておきましょう)
清掃
(梱包したものや家具など運び終えた後は、旧居をきれいにしましょう)
旧居明け渡しと鍵の返却
(賃貸の場合には、管理会社へ鍵を返却しなければなりません)
新居で運ばれたものが欠損していないか確認
(業者の方から声がかかると思いますが、壊れたものや紛失したものがないかを業者立会いのもと確認しましょう)
必要なものから開梱する
(全てを開梱するのは大変ですので、必要なものから順に荷を解きましょう)
引越し業者への配慮
(引越し作業を行ったことへの感謝の気持ちを忘れないようにしましょう)
● 引越し後「ゆっくりくつろぐのはもう少し後になってから」
転入届または転居届の提出
(同一市区町村の場合は「転居届」、それ以外は「転入届」が必要で、いずれも引越し後14日以内です)
役所でのその他の手続き
(新しい自治体での各申請に加え、マイナンバーの住所変更もしておきましょう)
敷金精算
(旧居での契約時に従い、精算をしますが、場合により追加精算が必要なときがあります)
全ての荷物の開梱
(時間をかけて少しずつ片づけながら行いましょう)

大まかではありますが、引越しの流れがつかめたのではないでしょうか?

引越しの規模にもよりますが、多くの方は引越しの準備を1ヵ月前には行います。新居で気分よくスタートさせるためにも、引越しの計画は早めに行いましょう。

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