• イングリッシュガーデン

自然にある風景を大切にしながら作られた庭の様式です。
発祥はイギリスで、自然なままのスタイルとして木は刈り込むことなく自然に枝を伸ばし、池なども自然にあるかのような風景を作り出します。

• ウォーターガーデン

水辺をモチーフに池や川、泉、噴水などの景観と水生植物を楽しむ庭のこと。
作られる種類は地面を掘り人工的に池を作ったり、水盤を地上に据えるもの、幾何学的で規則的なデザインのもの、自然に育たせるものなどがある。マンションの中庭などでよく見られる。

• オープンガーデン

非常によく管理された個人の庭を、広く一般に公開する活動のことです。
1930年頃イギリスでは公開される庭園の情報をまとめたガイドブック「Gardens of England and Wales」（通称：イエローブック）に自分の庭園が紹介されることを誇りとされておりました。現在でもこの活動は続いており、日本では1990年頃に始まったと言われています。

• コテージガーデン

自然のままの草花の美しさを生かしたガーデンスタイルのこと。
人工的な庭ではなく、田舎の庭をイメージしたものです。ナデシコやスミレ、スイカズラやツルバラがからむ田園風景の雰囲気の庭を作り出します。「カントリーガーデン」とも呼ばれています。

• 坪庭

建物や塀、垣根に囲まれた建物の内部に光や風を採り入れるためにつくられた小さな庭のこと。中庭。
古くは、町家づくりにおける母屋と離れの間にある庭を指した。「壷庭」という表記をする場合もあります。自然を小さな空間に凝縮して表現した手法です。

• バックヤード

裏庭のこと。
対して前庭は「フロントヤード」と言います。
バックヤードは主に正面玄関から見て家屋を挟んだ位置にあることから、家族や友人たちだけでくつろぐためのプライベートな空間として利用されています。

• パティオ

スペイン風の屋敷の中庭のこと。
噴水・植込み・多彩なタイル張りの床などで構成されている例が多く、家の中庭にあたる空間を活用して作ります。効果的に光や風を取り込む方法もあり、都心などの狭小住宅に使われることがあります。

• フロントガーデン（フロントヤード）

正面玄関から玄関までの空間にある庭のこと。前庭「フロントヤード」とも言います。
概ね通りに面しており、他人からも見られてしまうこともあることから、その家の顔としての役割も持ちます。手入れが行き届き、魅力的な庭を演出しつつ植栽でプライベートスペースを覆う工夫も備えています。

• ルーフガーデン

ビルの屋上に設けた庭のこと。
マンションや百貨店などの屋上スペースに庭園が作られていることがあります。日当たりが非常に良く開放感があります。同じマンションでも下の階の屋根部分を庭として利用したものはルーフガーデンと呼びます。

• ロックガーデン

岩石を配置したり、砂利などの石や粗い砂を用いた庭園。
多湿を嫌う高山植物やサボテン、山野草などの植物を栽培するのに適しています。どのような植物を植えるかにもよりますが、傾斜地に作ることで水はけの心配をすることがなくなります。

• ローメンテナンスガーデン

雑草刈りなどの手間をなるべくかけない庭のこと。
庭の手入れを少なくするために宿根草などの植え替えをしないものや、乾燥に強い植物や日陰でも美しい植物を盛り込みます。

• ワイルドフラワーガーデン

さまざまな自然環境に自生する野生の花を用いた庭つくりのこと。
ワイルドフラワーは花が美しく、粗放な管理に耐える、世界中の野生植物や園芸植物を指します。

庭を用途に合わせてリフォームします。リフォームには植栽や石材を配置するだけでなく、庭にガレージを作ったり、デッキを作ったりもします。大掛かりなものから植栽の入れ替えのようなイメージを変えるものもあります。